目次
とある日
AWS DBSの勉強用の記録。
よく問題集とかで出る項目だけを調べてまとめるだけ。
Aurora DB クラスターのバックトラック
概要
バックトラックは、指定した時間まで DB クラスターを「巻き戻し」ます。
ユースケース
- DELETE などの破壊的なアクションを間違えて実行した場合
- 迅速な復元を要する場合
バックトラックウィンドウ
ターゲットバックトラックウィンドウ
DB クラスターをバックトラックする所望時間です。
例えば、DB クラスターを 1 日バックトラックする場合は、ターゲットバックトラックウィンドウとして 24 時間を指定します。
実際のバックトラックウィンドウ
DB クラスターを実際にバックトラックできる時間であり、ターゲットバックトラックウィンドウより小さい値になることがあります。
実際のバックトラックウィンドウは、ワークロードとストレージ (変更レコードと呼ばれるデータベースの変更に関する情報を保存) に基づきます。
ターゲットバックトラックウィンドウと実際のバックトラックウィンドウが分かれている理由
内部の実装仕様上起こりうる現象のため最低限保証するラインと希望的ラインの2つにわかれていると考察している。
バックトラックウィンドウ内のスペース不足でテーブルを保存できないと、テーブルは最終的にバックトラック変更レコードから削除される場合があります。
バックトラックの制限事項
- 一部の AWS リージョンと、特定の Aurora MySQL バージョンでのみ利用が可能です。
- AWS リージョンと Aurora DB エンジンにより Amazon Aurora でサポートされている機能 - Amazon Aurora
- Aurora V2 は使えない模様
- バックトトラックウィンドウの上限は 72 時間です。
- 戻せる限界値が72時間前まで
- バックトラックは、DB クラスター全体に影響します。例えば、1 つのテーブルや 1 つのデータ更新に限定してバックトラックすることはできません。
- バックトラック機能を使うと全て戻る。
- バックトラックでは、バイナリログ (binlog) のレプリケーションがサポートされません。バックトラックを設定または使用する前に、クロスリージョンレプリケーションを無効化する必要があります。
- バックトラックに伴って DB インスタンスがわずかに中断します。
- 遮断時間が存在する
試験でのポイント
〆
DBSだとAurora の問題出現率が高いらしいのでしっかりと抑える。