今日はなにの日。

気になったこと勉強になったことのメモ。

今日は、データベース界隈になぜ若手がいないのかの日。

目次

とある日

Xで、DB界隈の年齢層が高い話を見て、若手の一意見として記述する。

自己紹介

若手として、記述するため軽く自己紹介する。

自分の周り

実体験を少しまとめる。

  • 同世代でDB好きな人にあったこと見たことない
  • ネットワークを好きな人は結構いる
  • 会社内でもDBが得意・好きな人はあまりいない
  • 会社内で自分レベルでもDBなら結構重宝される

考察

「なぜ、DB界隈に若手がいないのか」に対する考察。

あくまで、個人的な見解と実体験を踏まえた話である。

結論

三行でまとめる。

  • DBが難しすぎる
  • DB分野を学びづらい
  • DBが面白いと思うまでが長い

詳細は後述するが、これらの要因で若手がいないのだと思っている。

DBが難しすぎる

なによりこれに尽きるというぐらい、大きな理由だと思う。

正直、他の分野に比べて結構レベルが高いと感じる。

しかも、DBを取り巻く技術もかなり幅広く、他の知識もかなり要求される。

DBエンジンごとに、仕様や方法が変わるためかなり苦労する。

SQLを学ぶことは簡単だが、それを活かすのはかなりスキルが要求される。

さらに、Aを検証や試す前に、BやCも要求されるし準備に時間がかかる。

正直初心者向きの分野ではないと感じる。

DB分野を学びづらい

先程の話と重複するが、いざDBを学ぼうとする何から学べばいいかわからないし、いざ学んでもその先が厳しい。

これは実話だが、専門学生のときDBをより学びたいと思って色々と調べたが学べるものがほとんどなかった。

専門学生の友人は、フロントの技術(HTML,CSS)が好きだった。

それらを学ぶ方法は、いろんなサイトを見ればいい。(正直羨ましかった)

ただし、DBはまず表に出てないし出せないし、より深いところの情報は世の中に転がってない。

他にも、SQLチューニングをしたいなと思っても、その環境は提供されてないし、その環境を作るのも正直難しい。

世の中にあるものを学び尽くした気になってるが、正直DBを学ぶなら実務しかないなという結論になった。

DBが面白いと思うまでが長い

これもまた、先程の話と重複するが、DBを学びはじめるのはまだ簡単だがその後が難しい。

イメージとしては、中級がなく初級から上級に一気にレベルが上がる気がする。

プログラミングなら、Hello WorldからFizz Buzzなど色々と問題があってレベルが順番に上がるが、DBはほとんどが上級のレベルが高い感じがする。

ある程度できるようになってくると面白いと感じると定義するなら、初級を学んだあとから躓くのでそもそも面白いと感じるまでにいたらないと思う。

じゃあ、若手はどうすればいいのか

個人的なおすすめの方法を3つ紹介します。

  • 資格勉強
  • イベントの参加
  • 実務を経験する

資格勉強

一番とっつきやすい方法だと思う。

DBエンジンごとに、ベンダーの資格が用意されてたり、IPAが行っている国家試験もおすすめ。

ベンダー試験は、各製品によった問題なのである程度触ったり、経験してから受けたほうが良い。

逆に、国家試験は基本からしっかりと学べるのではじめはこちらから挑戦するほうが良い。

おすすめの資格

イベントの参加

様々なイベントが開催されていたりするので、それに参加してみると色々と情報が得られるのでおすすめ。

イベント参加の目的としては、自分の世界を広げることと、モチベーションのためかなと思う。(若手が参加する視点の話)

はじめは、内容が難しく理解できないかもしれないですが、継続していくことで成長を感じれたり、知見が広がる。

イベントは公式が開催しているものもあれば、コミュニティが開催しているものもある。

connpassとかで調べると色々と出てきます。

参加しようかなと考えているイベント

実務を経験する

正直これが一番速いかなと思う。

需要が発生すれば、内容に応じてキャッチアップすれば十分。

先程までの方法は、DBに興味を持った人を対象としてましたが、DBを学ばないといけなくなったときには少し遠回りになる。

そのため、必要に応じて必要な知識を得るのが一番コスパはいい。

個人的には、同世代でDBが好きな人にはあったことないので増えると嬉しいなと思ってます。

DBができる人の需要や価値は高いので、ぜひ興味があれば学んでみるといいです。