目次
購入動機
頂いたので読んだ。
こういった本を読むのは初めてだった。
本
出版社
ダイヤモンド社 (2000/7/1)
発売日
2000/7/1
言語
日本語
単行本
- 266ページ
- ¥1,980
内容
一言でこの本を表すなら「日本の古い組織の働き方を否定している」と感じた。
勿論作者がそう思って書いているかという記述はないが自分はそう感じた。
かく言う自分も各所の文言には同意見だった。
仕事をする上で、とても合理的な考え方が書かれている。
特に斬新な発想のものではなく、とてつもなく合理的な考え方をしているという感じでした。
本書では、「知識労働者」という用語を多用していた。
「知識労働者」はエンジニアの職業にも分類されるのでとてもためになった。
「知識労働者」として仕事をする上で必要となるスキルや考え方が、どう仕事に影響があるのかを中心に書かれている。
2000年発売の本なので古い内容のかと思ったが、そんなことはなかった。
考え方のルーツは、現代でも通用するものだと思ったし、実践したいと感じた。
本書を通じて、作者の「ドラッガー」という人物を初めて知った。
本書を選んだのは偶然だが、この作者はとても有名だということを半分ぐらい読んだあたりで友人から聞いた。
他の作品とくに、「マネジメント」を読んでみたいと思った。
初めの方は、歴史的な話が多い。
知識とはを問いてから、仕事にどう活かすかそのためには何が必要で何が必要でないのかというプロセスで構成されていると感じた。
得た知識
仕事をしていく上で、必要とする基礎的考え方。
- ビジョンを持つこと
- 完全を求めようとする
- 継続学習を組み込んでいる
- 評価を仕事そのものの中に組み込んでいる
- 自らの強みを知っている
- 徹底的に考えるべきことを教えられる
- リーダシップを仕事としてみることができる。
- リーダシップを地位や特権ではなく責任としてみることである。
- リーダシップは信頼を得られることである。
- 時間の使い方で仕事効率も変わる。
- 無駄な作業の除去
- その事柄がなくなって問題があるかという視点から考えると、スケジュール管理が容易となる。
- 自分でないとできない仕事を優先し、それ以外に人を使う。
- コミニュケーションに対して貢献を重視すると、失礼な言葉があっても成果をもたらす関係であるならば人間関係を壊すことはない。
- 教えるときに最も学ぶ。
- 生産性の向上には継続的学習が必要
- 知識労働者は自らが教えるときに最もよく学ぶという事実がある。